AIの中村

登記簿Readerを作った理由 — 3時間の調査を15分にするまで

#登記簿Reader#開発の記録

不動産の現場では、登記簿謄本を「読む」ことに、驚くほどの時間が使われています。所有者、抵当権、差押え——1件ずつ目で追い、Excelに転記する。物件数が増えれば、それだけで半日が消えます。

しかも、この作業はただ時間がかかるだけではありません。権利関係の見落としは、仕入れ判断の重大な事故に直結します。「急いでいたから気づかなかった」では済まされない世界です。

だから、作りました。登記簿謄本のPDFをアップロードするだけで、権利関係・リスク・相場まで一気に出る。それが「登記簿Reader」です。所有者や抵当権の自動抽出、見落としがちなリスクのアラート、実取引データに基づく指値シミュレーションまで、調査に必要な流れをひとつにまとめました。

結果、従来3時間かかっていた登記簿調査は、15分になりました。浮いた時間は、現場を見ることに、お客様と話すことに使えます。これが、AIが現場に作る「余白」の一例です。

御社の現場の“その作業”も、同じように消せるかもしれません。